あらためて、自己紹介

こちらでブログを書くにあたり、改めて私とはどんな人なのか自己紹介をしてみることにしました。

先に言っときますが、長いです。よろしくお願いします。


まずは基本情報。名古屋出身、現在23歳でクリエイターとして活動しています。

京都の大学を出て、そのまま京都に住んでいます。


京都の魅力はいろいろあるけど、個人的には歩いている人がいっぱいいる点と町がこぢんまりしている点が魅力的だと思います。

人が歩いているということは、駐車場がないような小さい店でもやっていけるということ。

ふとした路地に入ると色々なお店が隠れていて歩いていてとても面白いし、町ゆく人が多いのは活気があっていいですよね。

また、名古屋は広くて車がないと何をするにも不便だけど、京都だと徒歩や自転車で行ける範囲に何でもある気がします。

特に今は割と中心地に住んでいるので、徒歩で生活のすべてがまかなえています。すごーい!


さて、そんな京都の大学で私は美学芸術学を学んでいました。

美学芸術学科、通称美芸がどんなことをやっている学科なのかを一言で説明するのは難しいけど、西洋や日本、中国の美術史の講義の他に、「美とは何か」「芸術とは何か」といった哲学的なことを学んだり、広告やCMの仕組みについての講義もあったりと、とてもバラエティに富んだ学科でした。


ここで学んだ4年間は本当にかけがえのないものでした。

周りにいるのは「これが好き!」というものを抱えてこの学科にやってきた人ばかり。

それぞれの研究内容も、漫画・アニメ・日本画・西洋画・書・家紋・蒔絵・ゲーム・CM・広告と多岐にわたっていました。

そういった様々な分野の「好き」をゼミ発表という形でじっくり聴き、自分も語る場があるというのは、何事にも代えがたいくらい居心地のいい時間だったのです。

浪人してまでこの学科に入って本当によかったと思えました。

また、在学中には学芸員資格も取得。

学芸員は資格があっても簡単になれる職業ではないので何の役にも立たないかと思いきや、身内への京都観光案内などでけっこう使えたりもします。


そんな私のすきなこと・ものは以下の通り。

絵を描くこと、ものを作ること、文章を書くこと、裁縫、読書(恩田陸)、鳥、猫、世界遺産、BUMP OF CHICKEN、演劇、ミュージカル、クラシックコンサート、フィギュアスケート、ファッション、etc…


私は趣味に生きているといっても過言ではありません。

今まで数々のものに手出しをしてきました。

飽きっぽく冷めやすく、でも意外と冷めずにずっと余熱状態、そんな感じです。


そんな趣味のなかでも、上演芸術を観るのがとにかく好きです。

上演芸術とは、人が目の前で演じたり演奏したりする芸術のこと。

演劇やミュージカル、バレエ、クラシックの演奏会などがそれに当たります。


もちろん絵画や彫刻や建築などの動かない芸術も好きです。

けど、上演芸術特有の、超絶技巧を持つ人たちが目の前で繰り広げる別世界には、おそろしいほどの中毒性があります。

また観たい、もっと観たい、会場の空気を全身で味わいたい、そんな感じでずぶずぶはまっていきます。

そんな上演芸術の中でも、最近はもっぱらフィギュアスケートがメイン。

男女シングルはもちろんのこと、アイスダンスがとても好きです。

日々情報を追い、試合やアイスショーに通い、シーズン中は海外の試合時間に合わせて昼夜逆転生活を送る、いわゆるスケオタというやつです。あまり好きな呼称ではありませんが。

ここ5年でスケートのために行った地は住んでるとこも含めると、名古屋、福井、仙台、東京、福岡、埼玉、富山、大阪、長野、札幌、神戸、新潟、京都、横浜、滋賀など。

わーお書き出してみるとけっこう行ってますね。

なんと観戦目的で上海とヘルシンキも行きました。自分でもびっくりです。

さらに好きが高じて大学の卒論でもフィギュアスケートについて書きました。

タイトルは「フィギュアスケートにおける『感動』とは」。

その時は書ききった!という気持ちでいたけど、今になってまたいろいろ追加したくなっています。


そしていま、急速にミュージカル熱が再燃しています。

昔からわりと両親や母、友達と劇団四季を見に行ったりはしていましたが、ここにきてレ・ミゼラブルにハマってしまいました。

3度観に行き、それでは飽き足らずCDを買い、家事をしながら軽く口ずさみ、英語版のコンサートの動画を移動中でも見れるようにiPhoneに落としてあります。

今年の公演は終わってしまったけど、2019年もまた必ず観に行きたいです。いや、行きます。

いやーこれ以上お金のかかる趣味を増やすわけにはいかないんだけどなぁ。


ちなみに、基本的には国内ならひとりでどこにでも行けます。

映画もショッピングも観戦・観劇・鑑賞も、わりとひとりが多いです。

自分の価値観や金銭感覚がちょっとずれてるとうすうす気づいているため、他の人をつきあわせるのは申し訳ないと思ってしまうからです。

ただ、家族みんな上演芸術系に興味はあるので、チケットが取れたら誘ったりもします。


さて、そろそろハンドメイドの事も話しておきましょう。

母や姉の影響からか幼少期から折り紙やお絵かきなどが大好きで、その延長として裁縫も自然に好きになりました。


小学校に上がる以前から、当然のように雑巾縫いや簡単な巾着の制作などをしていました。

小学生の頃は、フエルトでマスコットをつくったりリカちゃん人形のお洋服をつくったり。

地域の図書館に行って、作れもしないのにリカちゃんの洋服の作り方の本を借りて、うっとりと眺める日々を送っていました。

いまでもリカちゃんの素敵なお洋服が作れるようになりたいと思っています。

ちなみに下のは浪人時代に作ったドレスです(何やってんだか)。

リカちゃん人形の服以外にもいろいろ作ってきました。

私が作るものは基本的にはすべて手縫いです。

ミシンも使えなくはないですが、あの音が苦手なのと、手が勝手に縫われちゃったらどうしようという小さい時の恐怖感がなかなか抜けません。

編み物はできません。刺繍も苦手です。飽きっぽいので高校時代から作っているクロスステッチはまだ完成していません。けど最近、刺繍に手を出してみたら案外楽しく、今になってはまりかけています。


そんな私がいまメインで制作しているのは、ずばり「ビーズ刺繍」です。

普通の刺繍糸でする刺繍には苦手意識があるのに、なぜかビーズ刺繍はぱちっとパズルのピースが嵌ったような感覚がありました。

つくり始めたのは大学2年生のとき。

何からインスピレーションを得たのか忘れてしまいましたが、それまでしたことも無かったビーズ刺繍に無性に挑戦したくなり、ものすごい勢いで一羽のちょうちょをつくったのです。それが下のちょうちょ。

このちょうちょを身につけると、一気に心が華やかになり自信までついたような気がして、きらきら光るビーズの持つ力ってすごいんだなぁと実感しました。

そこから独学で練習を重ね、今に至ります。

最初と比べるとだいぶうまくなり、作れるものの幅も広がってきました。

ビーズ刺繍作品の様子はまたブログでご紹介できたらと思っています。


また、昨年あたりから結婚式のウエルカムドールをつくったり、好きなスケーターのお人形を作って本人にプレゼントしたりということも時々やっています。

特にスケーターへのプレゼントは、一銭にもならないけど作っていてとても楽しいです。

贈りたいスケーターを決め、プログラムを決め、写真をみながらその衣装そっくりの布を探し、少しずつ本人に寄せていく作業は、言葉で言い表せないくらいのどきどきとわくわくがあります。

一個一個に深い思い入れがあるので、こちらもまた順次記事にしていけたらと思います。


私の「ものづくりが好き」の原点は、プレゼントにある気がします。

小さいころから、家族の誕生日に手作りのカードをつくったり、友達の誕生日にテディベアをつくったり、おじいちゃんおばあちゃんちに遊びに行くときにフクロウのマスコットをつくったりしてきました。

相手に合わせて何を作るか考え、その人のことを想いながら少しずつ制作を進め、できあがったらラッピングまでしっかりする。

そういった手作りのものをあげて相手が喜んでくれるのが何よりも嬉しくて、幸せを感じていました。


いまでもその延長で制作をしています。

販売用の商品の場合はどんなお客様のもとへ行くかわからない状態での制作ではあるけど、それでも手に取ってくれた人が笑顔になってくれるよう、一針一針心を込めて制作をしています。

そんな思いで制作した作品をイベントで見て「綺麗だね」と声をかけて頂いたり、購入したお客様から「つけるとみんな褒めてくれるよ」「ありがとう」などのお声を頂けると、何物にも代えがたい幸せを感じることができるのです。

これからも、見た人が笑顔になってくれるような作品づくりをしていけたらと思っています。


ちょっと自己紹介のつもりが、だいぶ長くなってしまいましたね。

そろそろこのくらいでやめておきます。

ここまでお読み下さりありがとうございました。

みずうみのほとり

ビーズ刺繍アクセサリー・布製のお人形・ほんわかテイストのイラストをひとつひとつ心を込めて制作しています。

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